1. 目標を再確認してモチベーションを維持する

年末年始のイベントが続くと、どうしてもダイエットのモチベーションが揺らぎがちです。そのため、まずは「自分はなぜダイエットをしたいのか」「どのような体型や健康を手に入れたいのか」をもう一度しっかりと見つめ直すことが大切です。目標が曖昧だと、誘惑に負けやすくなりますが、具体的な目標があれば誘惑に対抗しやすくなります。

例えば、「1月末までに2kgの減量を達成する」「ウエストを3cm引き締める」といったように、数字を入れて目標を設定するのがおすすめです。さらに、「ダイエットの目的」を明確にするのも効果的です。例えば、「健康診断の数値を改善したい」「この春にお気に入りの服をかっこよく着こなしたい」など、目標や理由を携帯のメモに残したり、見える場所にメモしておくと、いつでも思い返すことができ、モチベーションを高めやすくなりますよ。

2. パーティーや外食の前に軽食をとる

年末年始は忘年会や新年会、親しい人たちとの食事会が続きますが、空腹のまま会場に向かうと、ついつい食べ過ぎてしまうことがあります。そのため、食事の前にあらかじめ軽食を摂ることで、お腹が少し満たされた状態で食事会に参加でき、食べ過ぎを防げます。

軽食としておすすめなのは、野菜スティックや低脂肪ヨーグルト、バナナやナッツ類など、満足感がありつつも低カロリーなものです。これにより、メインディッシュやデザートも控えめに楽しめるようになります。また、外食の場でも、まずはサラダやスープなどの低カロリーな前菜から始めると、満腹感を得やすく、自然とカロリーをコントロールしやすくなります。

3. 食べる順番を工夫する

食事を楽しみながらもダイエットを成功させるには、食べる順番を意識することが効果的です。最初に野菜やスープから食べ始めることで、満腹感を得やすくなり、その後のカロリー摂取を抑えることができます。特に食物繊維が豊富な野菜を先に食べると、血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の蓄積を抑える効果も期待できます。

例えば、まずサラダや温野菜をゆっくり味わいながら食べましょう。その後、タンパク質が豊富な肉や魚に移り、最後にご飯やパンといった炭水化物を摂るのがおすすめです。

4. アルコールは量と種類に気をつける

年末年始のイベントではお酒の機会が増えますが、アルコールは意外とカロリーが高いものです。ビールやカクテルは糖質が多く、カロリーが高めです。可能であれば、焼酎やウイスキー、ジンなどの蒸留酒を選び、カロリー摂取を抑えるのがおすすめです。

また、「一杯飲んだら水を一杯飲む」というルールを自分に課すと、アルコールの量をコントロールしやすくなります。水分をしっかり摂ることで脱水症状を防ぎ、翌日の体調も良くなります。

5. 短時間の運動を習慣化する

年末年始は忙しくて運動の時間が取れないこともありますが、短時間でも毎日の運動習慣を維持することがダイエットを成功させるポイントです。朝に軽いストレッチや筋トレを取り入れると、1日の代謝を高め、脂肪燃焼効果が期待できます。

買い物帰りに少し遠回りしてウォーキングをする、階段を使って上がり下りするなど、日常生活の中で取り入れられる運動を増やしてみましょう。忙しい中でも「1日10分でも運動をする」という意識を持つだけで、ダイエット効果を維持しやすくなります。

6. しっかり睡眠をとる

実は、ダイエットには睡眠が大きく関わっています。睡眠が不足すると、食欲を増進させるホルモン「グレリン」が増え、逆に食欲を抑える「レプチン」が減少してしまいます。そのため、寝不足だと食欲が増し、ついつい食べ過ぎてしまう傾向があります。年末年始の忙しい時期でも、十分な睡眠を確保することが重要です。

寝る前にはリラックスするためにスマホを控え、温かいお風呂に入ったり、ストレッチや瞑想をしたりして心を落ち着けましょう。また、寝る前にカフェインを摂らないようにすることもポイントです。

7. ストレスを溜めずに楽しむ

年末年始は楽しいイベントが多い一方で、準備や予定調整でストレスが溜まりやすい時期でもあります。ストレスが溜まると、甘いものや高カロリーな食べ物を欲しがってしまう傾向があるため、ストレス対策も大切です。好きな趣味に没頭したり、リラックスできる時間を意

識して確保することで、ストレスの解消につながります。

また、家族や友人と過ごす時間を楽しみ、気持ちをリフレッシュさせることも良い方法です。